歌舞伎風俗通信

歌舞伎コラムです。
以前某雑誌に連載していたものの書き直し再録です。
その他いろいろうざいウンチクです。楽しんでいただけると嬉しいですー。
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# 江戸時代の貨幣価値:01
=江戸時代の貨幣価値=

とりあえず、イキナリ一覧表です。

江戸 上方
・一両・・・・・6万円 
・一分・・・・1万5千円
・二朱・・・・・7千5百円
・一貫文・・・1万円
・一さし・・・・千円
・四当銭・・・・50円
・一文(一銭)・・・10円

上方
・一両・・・・・・・・6万円
・一貫目(1000匁)・・100万円
・一匁(10分)・・・・1000円
・一分(10厘)・・・・100円
・一厘(一文)・・・・10円


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| comments(0) | trackbacks(0) | 17:50 | category: 江戸時代の貨幣価値 |
# 江戸時代の貨幣価値:02  いろいろな貨幣単位
=「一文」と「一銭」が同じなことは、わりと気づかれていない =

で、だいたい「一両」は6万円以上です。
だから「一分」は「一両」の4分の1ですから、1万5千円強、
今日び「一万円」だとゼイタクするにはちょっと足りませんが、江戸時代「一分」はわりと使いでのある額だったようです。2万円だと余るんですよね、一万5千円、いい額かも。

そして、さらにその4分の1、「一朱」は、3千750円(計算合ってますように)ということになりますが、
ただ、「一朱」て使い方はあまりしなかったようです。
「二朱」からです。7500円くらい。
今でも2千円札は人気ないですもんね、高額紙幣として必要なのは5千円から。
わりと感覚近いんじゃないかと。
「盲長屋梅加賀鳶(めくらながや うめがかがとび)」に出てくる女按摩の「おさすりお兼」さんの、「二朱より安い按摩はしないよ」というセリフは、
7500円のマッサージ、つまり流しの風俗行為を意味すると思います。
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| comments(0) | trackbacks(0) | 17:52 | category: 江戸時代の貨幣価値 |
# 江戸時代の貨幣価値:03(上方編)
=江戸と上方はちがう国だからぁ、お金も違うの =
さて、江戸の経済だけならこれでいいんですが、
近松や西鶴読もうと思うと、これだけでは何の役にも立ちません。

そう、江戸は金経済、上方は銀経済。ああめんどくさい。
ただ、銀は10進法なので、覚えれば計算は楽です。

「両」は上方でも使います。高額貨幣。
あと「文」も江戸と同じに使います、日常貨幣、で、
「文」と並んで日常使うのが「匁(もんめ)」という銀の単位です。「目(め)」ともいいます。

「金」と「銀」との関係も変動相場制です。もちろん「銭」とも変動相場制です。
大阪は、今でいうと、円とドルとユーロが並行して使えたような街だったのです。
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| comments(3) | trackbacks(0) | 17:54 | category: 江戸時代の貨幣価値 |
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