歌舞伎風俗通信

歌舞伎コラムです。
以前某雑誌に連載していたものの書き直し再録です。
その他いろいろうざいウンチクです。楽しんでいただけると嬉しいですー。
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# =1:『ケンカと赤フンは江戸の華っ!! 』の巻=

助六



というワケで、何か歌舞伎のハナシをしろと言われて、こんなコーナーがはじまっちゃいました。

まあ、歌舞伎をネタになんかおもしろいこと書こうという企画です。
読み物として楽しんでいただければうれしいです。

というワケで第一回は、何たって歌舞伎の王様、いいオトコの代表、
花川戸助六 (はなかわど すけろく) だあ!!

正式タイトル『助六由縁江戸桜』 すけろく ゆかりのえどざくら 。

お江戸の歓楽街、吉原で、メチャモテ度&ケンカの強さ、歴代No1に光り輝く助六のキャラクターは、男にとっても女にとっても超ミリョク的ではあります。
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# =2:やっぱり着物を着たいよねの巻=
今回のおハナシは、ふふふ、

『切られ与三郎』 です。
正しいタイトルは、『輿話情浮名横櫛』 よはなさけ うきなのよこぐし。
とりあえず、江戸時代の歌舞伎には全て、漢字奇数 のタイトルがついてます。
当時は漢詩文は武士的教養の象徴でしたので、漢字を使うのが知的でクールだったのです。

と言っても、タイトルに使われているのは多くの場合、かなりてきとうな当て字です。 
例:『青砥稿紅花彩絵』あおとぞうし はなのにしきえ (←絶対読めません)
で、そのままだと呼びにくいので、日本語の副題付ける
っていうか、役者さんやファンが呼びならわしたりするワケです。
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# =3:『いい男は何を着てても一本スジを通してかっこいい』の巻=
というワケで今回も、『切られ与三郎』の話をしますよ。

お富さんと恋仲になったせいでヤクザにリンチされた与三郎は、
全身34ヶ所を切り刻まれて、SMに目覚めちゃったんでしたね(←違います)。

傷モノにされてチンピラに落ちぶれた与三郎がお富さんに再会したらお富さんはどこかの金持ちのお妾になっていました。
怒った与三郎はお富さんをユスります。ってのが、有名なシーンですよ。
始めは二の線(二枚目っぽさですね)くずさずにおとなしく座っていた与三郎が、いきなり豹変してタンカをきるシーンが、この絵。





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# =4:『ご利益たっぷりのスキンヘッド』の巻=
今回の演目は『二月堂』

お彼岸が近いのでお寺さんの話です。
みなさんもできるだけお墓まいりとかしましょう。後生のためだし…。

正確には『良弁杉由来』 ろうべんすぎの ゆらい というお芝居の第三幕ですよ。
古くさいお芝居の印象がありますが、じつは明治の作品です。
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# =6:『「ヨゴレ役」の美学』の巻=
『一本刀土俵入』(いっぽんがたなどひょういり)っていうのは
ちょっと前まで誰でも知っているおハナシだったらしいですが、
今はそうでもないですかね…。

主人公は、相撲取りです。
とはいっても、取的(とりてき)という関取になる前の、前相撲に出ている、まだ給金もらえないお相撲さんです。
しかも見込みがないので巡業先でクビになっちゃって、ひとりで江戸に戻るところという、なかなかナサケない設定です。

名前は、駒形 茂兵衛(こまがた もへえ)
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# =7:『若手俳優が溺れた禁断の世界。しくまれた情事と、公安のワナ』の巻=
『絵島生島』
 
お芝居じゃなく、所作(踊り)です。
タイトル『江島生島』(えじまいくしま)。

大正時代の作品です。なにしろ大奥の大スキャンダルが題材なので、江戸時代は絶対舞台化できなかったのさ。
赤穂浪士が吉良邸に討ちいった事件とかの少しアトのおはなしですよ。江戸前期の、まだ政治体制も完璧ではないころです。

大奥女中の大年寄、絵島様(舞台では江島様)(32)は歌舞伎役者の生島新五郎(いくしま しんごろう)に夢中になって毎日芝居見物に出かけては、芝居も見ずに裟敷席で乱チキさわぎ。








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# =8:『やっぱり男はカラダが資本』の巻=
『夏祭浪花鑑』(なつまつり なにわかがみ)。
夏になるとけっこうどこかでやってるかも、人気狂言です。



タイトル通り大阪の街が舞台です。
大阪のゴロつき兄ちゃんが主人公のハナシですが、このテの荒くれ男の似合う上方の役者さんが減った関係で(最後が三代目実川延若あたり)、



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# =9:『年とらねえとやっぱりこの味はでねえ』の巻=
今月も先月につづいて
『夏祭浪花鑑』
なつまつりなにわかがみ の話です。
だって夏だもん。
あ、イラストは一寸徳兵衛です。




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# =10:『色男のお庭番はいつだってアヤシイやつ』の巻=
『菊畑』 っていうお芝居のおハナシです。
『鬼一法眼三略巻』 (きいちほうげん さんりゃくのまき)っていう長いお芝居の三段目の第一幕です。

このあと『奥庭』 って幕がついてそれで三段目のストーリーが完成するので、この『菊畑』だけだと全然おハナシになってないんですが、
それでも『菊畑』だけをしばしば独立させて上演します。
理由は、「奥庭」はいかにも時代物風のありがちなオチなので面白くない、ということと、
『菊畑』のキャラクターがみんなキレイでかっこいいってこと。
ストーリーの首尾一貫性はまあ今さらどうでもいいかというわけですね、歌舞伎だし。

今回描いたのは知恵内 (ちえない)っていう色奴 (いろやっこ)です。
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# =11:『“カオミセ”の歴史と現代的意義…。』の巻=
顔見世、かおみせと読みます。 



今も毎年11月になると東京では『顔見世興行』やります。
名古屋だと5月、京都は12月。
看板やポスターでこの単語をご覧になったかたもいるかと思います。
では、これ、どういうイベントかというと、
…現代においては実はただいつも通りに歌舞伎やってるだけ、何の特典もないのです、すみません(俺があやまっても)。

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